[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : middle『to risk』 登場:任意

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+6[6] > 50

[メイン2] 蟇郡苛 : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+2[2] > 49

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) :  

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : ─────ここは、南咲学校……………

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : ……では、無かった。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : その学校の近くにある、ほぼシャッター街と化す商店街の
さらにその、ひと気の少ない路地裏。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 昼間だというのに、影が差し込まれていることによって
そこはジメジメと、そして薄暗い雰囲気を醸し出していた。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : そこに、黒髪ロングと姫カットの少女は立っていた。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 赤の瞳は、蟇郡から支給してもらった端末の画面。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 少女は、本事件の─────"リスク"へと、足を踏み込もうとしていた。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) :  

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : ・他組織の介入の有無
情報:裏社会

[メイン2] GM : 8

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : (1+0)dx+2>=8 〈情報:裏社会〉 (1DX10+2>=8) > 4[4]+2 > 6 > 失敗

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 財産P2点消費

[メイン2] GM :  

[メイン2] GM : ・他組織の介入の有無
 介入は────ある。事件の核にいるのは、FHエージェントの可能性が高い。
 宝咲校は生徒の人数が多いことが起因となり、FHは過去にαトランスを持ち込み、覚醒事故を起こそうとした。
 UGNは未然に防いだが、まだ目を付けられていることは十分考えられる。

[メイン2] GM :  

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : ─────なるほど、FHエージェントですか。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : ……日常が、非日常へと変わるというのは、恐ろしいことですから。
それは、あってはならないことです。ええ。
そのような目に遭っていいのは……。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「─────さて、そうなりますと、お次調べるものとしましたらー……」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : そうして顎に手をやり、ん~。と考え、くるりと踵を返し。
路地裏を進もうとすると─────。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「こんなところで何をしている、蛇喰」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「わぁっ!?」

[メイン2] 蟇郡苛 : 暗い路地裏に、一段と大きな影が差す

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 蛇のような、赤の目を大きく見開かせ、そして見上げる。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : そこには身長2m……いや、それ以上の巨漢が。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「ゴリラ!?」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「せめて、カエルに関連づけろ」

[メイン2] 蟇郡苛 : 青筋を浮かべつつ

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「あ、蟇郡さんでしたか!これは申し訳ございません~!」
冷や汗を浮かべながら、両手を合わせ謝罪のポーズと。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「え?というか何故蟇郡さんがこちらに?あれ?はれれ?」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「蟇郡さんに、東風谷さん、南さんは……学校に潜入しているはずです!」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「合流予定地点から。お前の信号が明らかにブレていたからな」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : ビシッ!と蟇郡を指差しながら。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「………」
ちらりと、手荷物端末へ赤の瞳を向け。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「スリにでもあったか、と思って回収に来たが。お前諸共とはな」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「仕込んでましたね?」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「ああ。先日の件を考えれば当然だろう」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「犯罪ですよ!はーんーざーいー!」

[メイン2] 蟇郡苛 : 老け顔の顰めっ面は変わらないまま

[メイン2] 蟇郡苛 : 「秘密組織にいる身の上で何を言っている」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「乙女の端末に勝手に位置情報探知機能を備え付けるのは!アウトですよ!」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「……ふむ、その視点は無かったな」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「次からは、女性職員に担当させよう」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「!?」
真面目な対応に、思わずビックリしてしまう。

[メイン2] 蟇郡苛 : 懐からメモを取り出すと、器用に書き込んでいく

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「……資料で拝見しましたが、なるほど……
 蟇郡さんは本当に、"規律重視"のお方、なのですね?」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「ああ、鋼の規則こそが人を強くする。故に俺は、自分に妥協を許さん」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「お前も、似たような信念はあるだろう。この様な損な仕事を引き受けているのだから」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : その言葉に、にこりと笑う。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「はい、規則とは人類の編み出した、知恵の結晶ですから
 そこには、想像を絶するほどの、血と汗の積み重ねがあります
 それを大切になさるという考えは、私はとても素敵だと思います」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「─────そして、ご明察ですね、やりますね蟇郡さん~
 とは言っても私のプライドは……
 蟇郡さんほど、そこまで高貴なものではありませんよー?」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「プライドに貴賎などない」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「俺のそれとて、一歩謝れば驕りと果てる物だ。お前の様に自戒する事こそ。それを貶めぬ為の努力だろう」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「……ふふ、なるほど……」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : ……この方は、なるべくして、なった方です。
─────UGNの協力者に。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「私はただ、"リスク"を減らしたいだけですよ
 皆さんがこうして今背負う"リスク"は、本来はいらないものなはずですから
 それをただ、《特異点》を持つ私がなんとかしたいなー?と
 ざっくりそう考えてるだけでして~……ただ」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「……ふむ」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「─────"リスク"が、あんまりにも多いものですからねぇ
 ふふふ、最近、何が何やらという感じです」
にこりと微笑む。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 自分が"ジャンキー"になってしまったこと。
これは素なのか、狂気に触れ続けたからなのか、それともレネゲイドによるものなのか。
本当の自分の在処など、分かりやしない。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : だから─────それを探そうとしている。
たったそれだけである。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : パン。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「さて!」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 手を叩き、蟇郡を見つめ、にこりと微笑み。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「私達の話は、ここまでにしておきましょう
 お互いに、触れてほしくないものもあるでしょう」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「そして私達は、任務中です」
にこりと。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「…そうだな。お前の言っている事が分からぬ俺ではない」

[メイン2] 蟇郡苛 : 言いたい事はあるが……

[メイン2] 蟇郡苛 : 「任務へ戻ろう、この様な場では何が起こるか分からん」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : あ、それについてですけど~。と告げ、端末の画面を見せる。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「─────まぁ、FHが関わってるわけなんですよ、この案件」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「……勝手知ったる相手ではあるが、厄介な事に変わりはないな」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : こくりと頷き。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「UGNとしては、こうしたテロリストと向き合うのは"仕事"なので
 仕方ないというものはあるのですが
 ……ふふ、私の《特異点》で、"リスク"が大きくなっていないか?」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「それがやはり気がかりなものでしてー……」
そして、踵を返し、背の後ろに手を結び。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「………まずは私一人で、調査しに行ってもよろしいでしょうか?」
首を少し振り向かせ、蟇郡に無邪気な笑顔を向ける。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「…いや、無用の心配だ。蛇喰」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : ─────まず留意事項。
南咲学校は、マンモス校である。
そしてそこにFHが介入している、となると……。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : "手慣れ"であることが伺える。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「お前の特異点の程は知っている、警戒するお前の心境にも理解を示そう」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : その学校を拠点にしているということは、それは即ち
非オーヴァードの人質が、すぐそばにいるということでもあり
UGNとしても、下手に手を打つわけにはいかない案件の一つである。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「………」
静かな表情で、赤の瞳をじっと、蟇郡に向けながら。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「だが、俺達とてお前の特性を知った上で共に歩む事を決めた」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「それは無用なリスクなどではなく、自分で背負って当然の荷物の一つでしかない」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「それを、お前一人に投げ渡すなど。UGN以前に、本能寺学園の生徒として……いや」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「ひとりの男として、どこまで恥じても足らぬ事だ」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「……………」
目を細め、微笑の表情を変えないまま。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「……ああ、いや。今は南咲学園の生徒だったか」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「……ふふ、なるほど、いえいえ」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「蟇郡さんは確かに─────"申し子"ですね
 ………ほんの少しの泥臭さのある、熱い心の持ち主です」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「私の"リスク"に巻き込まれてもなお
 その魂が揺らがない、というのであれば─────」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) :  

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「─────一緒に、"賭ケグルイ"ます?」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) :

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : にこりと微笑み、そして端末の、"FH"という単語を指差す。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「……賭けには乗らん、だが」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「俺はお前と共に歩む。これは、その前哨戦だ」

[メイン2] 蟇郡苛 :  

[メイン2] 蟇郡苛 : 情報:UGN 今回の事件に関わっているFHセルについて

[メイン2] GM :

[メイン2] 蟇郡苛 : 1dx+1 (1DX10+1) > 3[3]+1 > 4

[メイン2] 蟇郡苛 : 財産点を4使う

[メイン2] GM :  

[メイン2] GM : ・今回の事件に関わっているFHセルについて
 FHセル、”ビジネス”が関わっていると見られる。このセルは利益を追求するセルであり、対価に見合っていればどんな仕事であろうとこなすのがセルの特徴だ。
 過去に南咲校でαトランス覚醒事件を起こそうとしたセルも、同じく”ビジネス”である。
 南咲校に潜伏しているメンバーは二名いると考えられており、一名はこのセルに所属しているFHエージェント、”ファウスト”だ。

[メイン2] GM :  

[メイン2] 蟇郡苛 : 「…些か、出費が多かったが。尻尾は掴めたか」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : おや!と蟇郡の横に立ち、体を寄せ、端末を覗く。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「実益重視のセルですか……となりますとこれはやはり……」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 赤の瞳を、ちらりと蟇郡へ向け。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「─────"ビジネス"で解決しないと、少々面倒そうですね~?」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「…そうなるだろうな、FHの中でも。そう謳われる者共を追いやっても、執念を増すだろう」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : こくりと頷き、にこりと笑う。

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「そもそも私達は既に、人質を取られてますからねっ!」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : ─────南咲校の生徒達という。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「……ああ。少なくとも、完全に奴等が去った。と確信するまでは、迂闊に動けん」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「餌で釣るにしろ、燻り出すにしろ。準備は万全でなければならない」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「その通りです、ですので─────」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「……まずは会ってみて、軽くお喋りでもして
 もっともっと深堀、していきましょうか!♪」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「それにしても、蛇喰……」

[メイン2] 蟇郡苛 : 「近いぞ」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「? ダメですか?」
至近距離で、きょとん、と小首を傾げ。

[メイン2] 蟇郡苛 : 「……お前は底が見えんな、様々な意味合いで」

[メイン2] 蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ) : 「えー!?それってどういう意味ですかー!」
ぷりぷり、と頬を膨らませながら。

[メイン2] 蟇郡苛 : …こいつの実績は知っている
“リスク”それに纏わる事柄へと執心を見せる少女に対して同じフリーランスが下した評価は想像に容易い

[メイン2] 蟇郡苛 : 資料を見ても、それは明確に書いてある

[メイン2] 蟇郡苛 : それは、お前の秘めた一面の……或いは本性と呼ぶべき物なのかもしれん

[メイン2] 蟇郡苛 : だが………

[メイン2] 蟇郡苛 : それが、お前の全てと俺は思えん

[メイン2] 蟇郡苛 : ならば、答えは決まった共に行き見定めるまでだ。

[メイン2] 蟇郡苛 : 如何なる危険が待ち構えようと踏破する
鋼の如く心を固め蟇郡は事件の解決を再開した

[メイン2] 蟇郡苛 :  

[メイン2] ファウスト : 「……フッ」

[メイン2] ファウスト : 煙を吐き出し、夕日を見ていた女は。

[メイン2] ファウスト : 「────賭けは、負けだな」

[メイン2] ファウスト : 「ああ、全く……ここまで完敗なら……
 悔しいという気持ちさえも、起きないな」

[メイン2] ファウスト : 女は、煙草を握りしめ。
煙を掌に包み込んで。

[メイン2] ファウスト : 《瞬間退場》

[メイン2] ファウスト :  

[メイン2] ファウスト :  

[メイン2] ファウスト :